未来でなぐる

実験的になんか書きます。

上海に行ったはなし4 海外で終電を逃した

 

前回のはなし

qropyt.hatenablog.com

 

 豫園を見学した夜の外灘へ夜景を見に行くことにした。

 

 外灘は19世紀後半から20世紀前半にかけて租界地区だった場所で西洋建築が並んでいてヨーロッパへ来たみたいな場所である。

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中国の上海にいることを忘れそうな場所だった。

 

 

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ずっと川沿いに多くの人が写真撮ったりしてる。

 

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夜景を見たあとホテルに帰ろうとしたところ、終電を逃してしまった

 

 

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終電を逃してしまった。

 

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上海の地下鉄の終電は午後10時くらいで急いだのだが、すでに最終電車は行ってしまっていた。

日本でも終電を逃したことないのに海外で終電を逃すことになるとは…

 

不幸中の幸いなのかホテルの1駅となりまでは来ていた。

後ひと駅乗り換えればホテルの最寄駅だったのに…

 

友人には終電逃したら大きな道路に出てタクシー捕まえてって言われていたがいざタクシーに夜1人で乗るとなると怖い

しかもタクシー走ってないし人も少ない、営業中のお店もない。

 

地図を見ると道なりに進んでいけばホテルの最寄駅につくようなので

ひと駅分だし歩けばなんとかなるだろうと思い徒歩での帰宅を決意した。

 

しかし忘れてはいけない、ここは中国なのでのである。

 

日本でならスマホの地図アプリでGPSを使えば歩いている方向が正しのかわかる、日本でなくてもイギリスに行ったときにもgoogle mapが使えた。

 

yahoo地図にはアクセス出来たもののGPSで位置情報の取得ができない。

中国で使える地図アプリはスマホに入れていない。

紙の地図は暗くてよく見えない。 

 

 

昼間の寒さを考えれば今の時刻はもっと気温が下がっているであろうに全身汗だくになっていた。

 

この方向で合っているのか確証が欲しい。

 

そう思いながら歩いていると日本でもお馴染みのコンビニエンスストアファミリーマートが見えてきた。

 

まわりに営業中のお店がない中ファミリーマートは輝いて見えた。

店員にホテルの方向が正しいか聞こうとした。

 

 

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店員がレジにいなかった。

ホテルが反対方向ならどんどんホテルから遠ざかっている。

道が間違っていても最悪朝になればなんとかなるだろうとか、考えていた。

 

 

 

その時、車道をバスが走って行った。

そのバスの行き先がホテルの最寄駅になっていた事を見逃さなかった。

 

この方向で合っている。

 

 

そのまま歩き続けバス停を見つけた。

バス停の標識によるとあとバス停3つほどでホテルの最寄駅に着くらしい。

 

バスに乗るという選択肢も考えたが、次のバスがあるのかもわからないし、このまま歩き続ける事にした。

 

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 ホテルの近くの見覚えのある場所にたどり着いた時撮った写真である。

 

 

俺は生きてホテルまで生還したのであった。