絶叫マシンのはなし
絶叫マシンって怖くないですか?
絶叫マシンなので当たり前です。
怖くなくては絶叫マシンとは言えません。
ところで絶叫マシンの怖いってなんなのでしょうか?
僕は少し前まで絶叫マシンの ”怖い” を ”死ぬかもしれない” ”危険である” として感じていました。
しかし今は絶叫マシンの ”怖い” は ”死ぬかもしれない” ”危険である” ではなくなりました。
もちろん絶叫マシンの事故はあり、絶叫マシンに乗ることで死ぬことがないとは言えません。
あるときテレビで新しい絶叫マシン開発の特集をやっていました。
そのテレビ番組で知ったのですが、絶叫マシンは運営に国の許可が必要なのです。
よく考えれば許可が必要というのは当たり前のことです。
そこで思いました。国の許可が必要な乗り物なら安全な乗り物なのではないかと。
調べてはいないのですが、日本の絶叫マシンの基準は海外より厳しいと思います。
頭のおかしそうな絶叫マシンが海外にはある中、日本の絶叫マシンはとても安全ではないいのでしょうか。
自動車より絶叫マシンで事故に合う確率の方が低いのではないでしょうか。
絶叫マシンは安全だけど人間に ”死ぬかもしれない” と感じさせる乗り物なのです。
危険な乗り物ではないのです。
前、一緒に絶叫マシンに乗った人に「低い声で叫んでてわろた」と言われました。
俺もいつか絶叫マシンに乗った時、毛利蘭が死体発見したときの叫び声みたいに「キャー」って叫んでやるんだい!